2017/08/06

うなぎの日のsidestory

あの鰻の日…
私は朝からとっても楽しみにしてました。賭けに負けて鰻重を奢らなきゃいけないことなんてどうでもいいくらい楽しみで、いつもはできない早起きができちゃったりそれはもうるんるんでした。

しかし、そんな時に限って事件は起こります。
救急対応中、懐かしの内科の指導医からの電話が鳴りました。前日内科に入院になった患者さんの件で、お叱りの電話です。

…頭が真っ白になりました。
もう電話越しに平謝りするしかないレベルの失敗をしでかしていたのです。
そこからの記憶はほとんどありません。なんとか仕事をやり終え、研修医室に戻ると同期がポツポツと帰ってきていました。そこで事の一部始終を半泣きになりつつ話すと、一人が

「じゃあその画像ちょっと復習がてら教えてよ!」

 というじゃありませんか。そこで意を決してその場にいた同期と4人でもう一度前日のX線を眺めました。理解したつもりでしたが、皆んなでみてみるとどうもちゃんと理解できていないことに気づきました。

「やっぱりわかんない!聞きに行こう!」

そんな流れで研修医4人で指導医の元を訪れました。大勢で押しかけたことに最初は驚いていたものの、とても丁寧に画像と疾患について解説していただきました。解説が終わる頃には、落ち込んでいた気持ちも疑問も晴れ、とても清々しい気持ちになっていました。

研修医に失敗はつきものだと思います。大切なのは失敗からどれだけ学べるか。
同期が一緒に画像見直そう!って言ってくれたから、一緒に指導医の先生のところに行ってくれたから、1つの失敗で自分だけで学ぶ以上のことを得られました。
幸い、失敗は大事に至りませんでしたが、だからこそ、叱ってくださった指導医の先生には感謝の気持ちしかありません。
改めて、自分がいかに幸せな環境で研修できているかを実感しました。

その日の鰻が格別美味しかったのは、言うまでもありません。


2017/08/03

うっしっしーの、ウナギだぞっ

暑い日が続いています。台風も迫っていますね、毎年夏ばかりが厳しくなりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

日本人には何の強迫観念か、たとえ世界が滅びゆこうとも、これさえあれば夏を大胆にハッピーに過ごせる効果抜群のおまじないがありますよね。
そう、土用の丑の日です(*´꒳`*)
先日、2年目研修医は全員で、浦和の鰻屋さんへ行きました。
発端は一部の研修医がウナギを賭けていたことなのですが…私達は「今日を逃したら7人でウナギを食べる機会なんて二度とないかもしれんのだ!今行かなきゃいついくの?」と、使命感半分ヤケクソ半分で、足元も視界も悪いザーザー降りの雨の中、鰻屋さんへ行きました。(道に迷ったのも半分!笑)

広い店内はノスタルジックな明かりで、柔らかな畳は腰を下ろすだけでいろんな疲れを吸いとってくれます。
最近は研修科の違いによるお互いのすれ違いのせいか、なかなか7人で集まる機会がなく、お酒も無いのにこういうおしゃべりの場が愛おしくてたまらないですね。
さっぱり鯉のお刺身、甘さが優しい卵焼き、そして念願の鰻重はボリューム満点で、肉厚でホクホクのウナギを、いい香りのお米と飽きない味のタレが存分に引き立てる!
意地になってみんなで出かけて良かったな、みんなで食べると美味しいウナギはもっと美味しいな。楽しいね、たのしいね、ね(*´꒳`*)
何をそんなに話しこんだのかほとんど覚えていませんが、ニコニコのお腹でお店を出れば、小降りの雨が夏の夜を包んでいるのでした。

去年の今頃は病棟の変わり目で、ようやく慣れた病棟を一度離れることに、強い不安を感じていたのが懐かしいです。
今でも科の変わり目は不安でビビリまくりですが、以前よりも各科での目標や学びたいことは明確になり、気持ちも前向きな気がします。
半年とあとちょっとの初期研修。今でも毎日1個ずつ成長し、1個ずつ出来ることを増やしながら、それぞれのペースで歩んでいきたいなと思います。おわり☆

2017/07/13

不器用な男ですから

皆さま、こんばんは。1年目初期研修医、いのむーです。
毎日暑い日が続きますね。水分をしっかり取って、熱中症にならないようくれぐれもお気をつけください。
タイトルの言葉ご存知でしょうか?
年代によって認知度が違うかも。皆さまご存知、日本を代表する名優の高倉健さんのあまりにも有名なセリフです。健さんの誠実な性格を本当によく現している言葉ですね。
でも、今回は違います。いのむーの手先が本当に不器用ですと言うことなのです。大袈裟なタイトルでごめんなさい💦。
手技研修として、病棟配属されてまず採血から始まります。今までは健診の時、採血される側でしたが今度はする側になります。
患者さんによって、血管が見えている方そうでない方。駆血帯を巻くと血管が浮き出てくる方そうでない方、走行が複雑な方、いろいろです。
うまく行くポイントは、いくつかあって、まず、取りやすそうな血管を探すこと、針挿入なの時、血管が動かないように固定すること、準備が整ったら、迷わず針を刺すことなどです。これのどれがおかしくてもうまく採血できないのです。はじめは看護師さんに付き添ってもらって採血します。忙しい朝の時間帯に、嫌な顔せず、本当にありがとうございます。それで私が失敗してどうしても採血できない時は代わりに取ってくれました。その時の姿が、むちゃくちゃかっこいい😍。毎日いろんな人に支えられています。
そういういのむーでしたが、ようやく採血も何とかひとりで出来るようになりました。これからも少しずつ前に進んでいこうと思います。
それでは、皆さま、また。

2017/07/12

こんばんは!一年目研修医かすみんです!初投稿です、いつも書きたいなとは思いつつも、先延ばしになってしまいました。
最近はER研修や外来研修も入ってきて、病棟業務に加え、一般救急外来をみる機会が増えました。まだまだ慣れないことの方が大きいですが、限られた状況の中、患者さんを診療することは勉強になりますし、緊張感があります。今日、先輩が見守ってくれる中、初めて救急車の対応をしました。救急車の音が聞こえたら、外に出て、患者さんにFirst touchする。あーーー医者になったんだなーーーと実感しました。平日の昼間の風を浴びるのも久しぶりすぎて、より私の中にいつもとは違う空気がぐっと入ってきて気合が入りました。
女性の先生であることを喜んでくれる患者さんもいれば、いやそうな患者さんもいます。若い医者が担当することで不安そうにする患者さんもいます。「先生に言っといて」「主治医の先生の説明はいつ聞けますか?」と言われると少し落ち込みます。でも、その分私だって先生なんだぞ!と思って頑張って病状説明して、私の説明で安心しました、と言ってくれると、やった!!嬉しい!と思います。
救える患者さんばかりではありませんが、どんな患者さんでも、家族でも、向き合うことの大切さを日々実感しています。研修医でしか出来ないこと、それは患者さんのベットサイドに足しげく通うことだと思います。落ち込むこともあるけど、がんばるぞー!

2017/06/18

休日

こんにちは。1年目研修医 いのむーです。今日は日曜日。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
先日の日曜日、日光へ行ってきました。お天気は快晴でいい気分転換になりました。
今回は、日光東照宮を1日かけてゆっくり見てきました。ちょうど陽明門の平成の大改修が終わったばかりで、朝から多くの人が来ていました。私もそれが見たくて。
東照宮に到着し、早速、陽明門に向かいました。
いよいよ目の前に。。。
うう〜、すごい、すごすぎる。
色鮮やかに蘇った陽明門。その荘厳でずっしりとし存在感。思わず我を忘れてその場にしばらくの間たたずんでしまいました。
そのあと、本当にしっかり1日がかりで、様々な社殿を見て回りました。
本当にいい休日でした。
研修医生活で、毎日バタバタ💦してしている私ですが、東照宮パワー の助けもかりて、
これからも頑張ります💪
それでは、皆さま、いい休日を🌸

2017/06/05

怒涛の一ヶ月間

みなさん、こんにちは。
初めて投稿させていただきます、研修医1年目のいのむーです。

念願だった医師国家試験に無事合格でき、4月から研修医として働き始めました。
そして病棟配属されてから、怒涛の一ヶ月が過ぎました。
私が、この病院を研修先に選んだのは、ちょっと特異な経歴で、社会人経験を経て医師になった私を快く迎え入れてくれこと、また、病院自体の研修体制がしっかりしていると思ったからです。実際、研修1年目は、屋根瓦方式(指導医、2年目研修医、1年目研修医
)で毎日じっくり育ててもらっています。初めて患者さんのところにいった時は、自分自身、結構シミュレーションしていたはずなのに、あたまが真っ白になって、問診がグダグダになってしまいました。また、電子カルテについても、点滴や検査のオーダー操作ですらわからない状態でした。今では、患者さんと平常心で話せるようになり、カルテの操作も何とかできるようになりました。こうなれたのは、何回も単純で初歩的な質問に、嫌な顔せずこたえていただいた先生方と、病棟で路頭に迷っていた時に優しくサポートしてくれた病棟スタッフやメディカルスタッフの方々のお陰です。本当に言葉では言い表せれないくらい感謝しています。
ただ、最も一番大切に思っていることは日々患者さんから教えていただいているということです。今は、何も出来ませんが、患者さんに寄り添うことだけは、誰にも負けないように頑張ろうとおもいます。
一ヶ月経ち、ようやく少し慣れて来ました。これからは自分の出来る範囲のことに積極的に取り組み、何にでもチャレンジしていきたいと思います。
最近、ある意味、ようやく医師人生のスタートラインに立てたと思えるようになりました。
ダメレジの私ですが、これからも頑張っていきます。
時々、投稿しますので、よかったら読んでください。
それでは、また次回。

2017/05/20

夜明けの当直室

月単位での更新になっています、こんばんは

初期研修も折り返しの後半戦、現在外科研修中です
ハードなスケジュールと集中力の求められる濃密な時間に、意外と弱音を吐かずにやれています。曲がりなりにも外科志望なので、毎日楽しすぎて仕方がないみたいです(^^)
今朝も(もう昨日!)お腹が痛くてなんとか這って出勤したら、夜間帯で急性腹症の患者さんがいたようで、緊急オペに動き出す空気感で一気に目が覚めました  (最近は虫垂炎と絞扼性イレウスが何やら多いようです。流行っているのでしょうか、見逃し注意!!)
数件のオペに助手として参加させていただき、アドレナリンが大放出していたのか、オペ室から出るやいなや朝の腹痛がカムバック☆
これから当直やん、この疲れと腹痛どうすんねん…な私の目の前には、「え、まさかのkiller sore throat?」切れない緊張にまだまだ出てくるアドレナリン。私は病院内を上へ下への大騒ぎ、視界に入った指導医に次から次へと相談し方針を定め、患者さんによくよく病状説明させていただきました。滅多に使わない「必ず」「絶対」を頻用する私と私のカルテでした

一つのことに頑張って、気持ちが強く動いていると、他の方面にもどんどんいろんな興味が湧いてくるのは昔からで、仕事や研修が忙しいと読書欲が増します
最近は世阿弥の風姿花伝、トルストイのアンナ・カレーニナが面白くて仕方がない!他に読むものがあるでしょう…?という声は聞こえないフリで、今月読破した本はそこそこの冊数でした (「『砂の女』が読みたい」知人に、カバーの中身を俵万智の『恋する伊勢物語』に変えて貸すいたずらをかましたのは、本に関するおまけのお話♡)
当直明けに渋谷で展覧会をハシゴしたのだってそう。目に入る何もかもが面白くてキラキラしていて、見たいもの聞きたいもの、知りたいこと出来るようになりたいことが、今いっぱいあるみたいです

ひとつひとつ、医者としても人としても成長していきたいなと、いつも以上に意欲的に過ごしています
4月より後輩も増え、初期研修医が総勢14人になりました。お互い切磋琢磨しあい、支え合って、みんなでいい日々を送りたいなーと思うのでした。おわり(^^)