2018/06/12

病院見学に来ませんか?

はじめまして、研修医のKといいます。初めてブログを書きます。
何を書こうかいろいろ迷っていましたが、医学生の方も見ているらしいので私がなぜ埼玉協同病院を選んだのかを書こうと思います。
まず私の経歴から簡単に書きます。埼玉県出身で薬学部卒業後に大学院に進学しましたが、大学院は卒業することはなく、在学中に運良く島根大学医学部医学科に合格しました。ただ、医学部合格までは順当には行かず、1年ほど休学し、受験勉強に専念していた時期もありました。そのため、卒業したのが30歳で現在32歳の高齢研修医です。
医学部には私の様な別の大学を卒業してから入学した方や社会人経験者の方も多いと思いますが、埼玉協同病院はそのような方が特に多いです。再受験の方は研修先を選ぶ際に同期とうまくやっていけるか心配になる方は多いと思いますが、埼玉協同病院はそのような心配はなく(少なくとも私はそう思っています。他の同期はどう思っているかわかりませんが)年齢関係なく仲良くやっています。

ここから本題に入ります。なぜこの病院を選んだかというと、一因ではありませんが病院見学をしたときに偶然、島根大学出身で同じ部活の先輩がいたことが大きいです。私のような人見知りの方は病院見学の際に、初めての場所で初対面の職員の方と何を話していいか、あるいは何をすればいいかわからず、過ごしてしまうことが多いと思います。
私は他の病院を見学した際にそのような思いを常にもっていました。しかし、協同病院を見学したときに大学と部活の先輩がいたので話が弾みかなり親身に打ち解けました。そのため協同病院に好印象を持ち、是非ここで働きたいと思いました。今思うとその先生がいなかったら、おそらくこの病院で働いていなかったと思います。
最後に埼玉協同病院は大学や年齢もバラバラなので私のような地方大学出身の再受験もウェルカムなので是非興味のある方は病院見学など検討していただけたらと思います。

2018/03/23

「またね」って まるで明日も あるように

三寒四温は春の合図。祝日は忘れたはずの寒波が再来し、明けた3月22日は午後から陽気が垣間見えました。そんな穏やかな夕刻、私達2016年度初期研修医の研修修了発表会がありました。
協同病院の初期研修医にとって、2年間で最大のイベントです。何を考え何を学び、これから何を目指していくのか?大人になるにつれそういった節目は減っていくからこそ、医者人生の最初の2年間を、協同病院は大切にしてくれます。

さて…私達はと言えば、うなぎ食べたり旅行したり、ブログに書いていないエピソードも性格も様々です。一人10分×7人という長丁場、パンチの効いた発表には順番が大きなカギを握るのは言うまでもないことです。
最近出番のなかった黒ひげを引っ張り出し、見学に来ていた学生さんにも協力をいただき、順番を決めるところから私達の時間は始まっているのでした。

かくて研修修了発表会は幕を開け、指導医の愛情がいっぱい詰まった怒られプレゼンで火ぶたは切って落とされます。
TEDだかジョブズだかを彷彿とさせるショータイム、思い付きが大暴走した短歌verでお遊び、志望科と絡めた深い学びをめくるめく世界中の写真とともに展開していく発表がバトンを繋げました。
後半戦に入り、王道スタイルで空気をしっかりしめたら、熱いハートで熱いエピソードを熱く語りつくす修造から一転、大きく重すぎるエピソードが医者としての心構えをピシッと正してくれるようで。
手前味噌ですが、この布陣、内容、展開、すべて最高でした。
私達の2年間はあまりに濃密でした。たくさんの時間を一緒に過ごしたのに、同じものを見ていてもここまで見え方が違ったんだな…。同期の言葉ひとつひとつにパワーを感じて、胸がとても熱くなりました。
全体を通してとても明るく朗らかで、指導医の先生方や来てくれたメディカルスタッフの方々も、楽しそうに過ごしてくれた会だったと思います。

指導医、メディカルスタッフ、先輩、後輩。誰一人欠けても、これほど充実した初期研修にはならなかったでしょう。正直私は「所詮初期研修だし」と思っていた部分もありました。それが今や、こんなに病院を離れることが嫌だなんて。もらったファイルの向こう側、私には言っても言っても足りないほどの「ありがとう」があります。この重みに、いかに貴重な2年間をもらったのかを思い知らされました。

そして、最上級の同期に恵まれたこと。ここまでの時間も今の性格も、事象に対する考え方もばらばらです。それは当たり前のことだけれど、それをを乗り越えてこんなにいい方向に動いたことは、なかなか稀有なことだったでしょう。指導医が私達のスクラブカラーを何気なく「くさもち」と言ったことから、私達はチーム「くさもち」になりました。 柔らかくて濁点のないこの名前、私達の雰囲気にぴったりかもしれません。ブログや発表でご紹介したイベントの数々もいいけれど、本当はみんなでダラダラ過ごした研修医室と、指導医にかわいいあだ名を付けて遊びまくったLINEと飲み会が一番楽しかったかも。この7人でいることが、私は本当に好きでした。

まるで明日も当たり前にあるように、「またね」って言いながら。沈丁花の香りに誘われて、私達は一人また一人と、手狭だからこそ愛着のある研修医室を後にするのでした。

2018/02/06

遠い季節の宝物

2月になってしまいましたが…あけましておめでとうございます。
今年も埼玉協同病院および研修医、研修医ブログをよろしくお願いいたします!

今年の目標は「量より質」、2月は内科病棟で初期研修をしっかりまとめていきたいと思います。
その前に、大事な週末についてたっぷり参りましょう♡
とても長いですけれど、お付き合いいただけると嬉しいです。

レジカン旅行なんていうただならぬフレーズを小耳にはさんだ私達は、たびたび遊びに行きたいなーという話をしていたのですが…企画は形にならないまま、気付いた時には初期研修もあと半年。こんなに大切な同期に恵まれたのだから、何か一つでいい、特別な思い出が無性に欲しくなりまして。
心に描くだけだった私たちの修学旅行は、2月ついに実現したのでした。

大寒波と大雪で道路状況が心配されましたが、当日はキラキラの晴天がそんな不安もあっさりと吹き飛ばしてくれました。
乾いた風のように走る大きなレンタカー、その目的地は河口湖。その場で選んだイタリアンの美味しいことと言ったら!ぐっと近くに見上げる富士山は、いつも新幹線から見るのとは全く違う表情を見せてくれて美しい。照明の印象的なペンションでテンションは急上昇し、こたつミーティングのち買い出し。
節分なので豆まき…のつもりが、互いに豆をぶつけ合う豆合戦形式で。恵方巻でピンボケ・パシャリ。買いすぎが懸念された鍋はだいたい片付いて一次会終了。こたつ二次会はウイスキーが身体に沁みていく幸せ。だらだらソファーの三次会も日頃の疲れがたたり、良心的な時間に就寝しました。

のんびりと這い起きた二日目は昼前に始動しました。鳴沢氷穴を訪れ、富士山の成り立ちや世界遺産についてちょっとだけ賢くなりました。河口湖畔をゆったりのんびり回りながらお土産を物色、富士山をバックにもういっちょ記念撮影。立ち寄ったワイン屋さんの完璧な接客にひとしきり感動したところで、一番大事なお土産を戦利品に、私達は河口湖を後にしたのでした。

大げさに修学旅行とか言っても、止まらないおしゃべりは結局、研修医室の延長でした。みんなと別れてから大量の写真を見返すと、そこにはいつも見る自然な表情ばかりです。
角煮におつまみ、チーズにみかん、シャンパン、ジャケ写、声を張った最後部席、ワイパー、ウォッシャー、それぞれの好プレー・珍プレー、アイデア、豆知識、爆笑と沈黙、すごいタイミングで来た先輩のライン。
どれもこれも私達の宝物になりました。
おまけに思い返せば、何度も乗り降りした座席は固定せず、隣には毎回違う顔が座っていたのでした。書きながらその事実に気付いて、今とても温かい気持ちです。

遠い季節から帰ってきた現実には、研修終了に向かってやることが山積みです。
春から進路は分かれますが、埼玉協同病院でもらったたくさんのものの中で、同期以上のものはないかもしれない。みんなといられる初期研修もあと2か月です。

2017/11/15

ようこそ、めくるめくERの世界へ

今年の目標を先日たてて、あれ、あと何日だ?状態の私です。ごきげんうるわしゅ。

11月よりERでお世話になっております。昨日と今日では顔つきの異なるこの空間は、いつも時間の流れ方が違うことが特徴です。
私はと言えば、ボケそうなほど暇な日はERの隅っこでボロ雑巾になります。
救急車・外来のちょっとヤバそうな状態の人の病態が整理できずにボロ雑巾になります。
複数の患者さんを抱えて頭がパンクしてボロ雑巾になります。
そのまま当直に突入してグランフェッテも驚きの回転率で働き、翌日はボロ雑巾になって埃かぶって転がる日々です。
そんな私を、熱血指導医や頼りになるスーパー姉御の看護師さんがいっぱい可愛がってくれて、おかげで伸び伸び診療させていただいています。

必ずしも答えを出す必要のある場所ではありませんが、生きるか死ぬかのこの環境、私達にラッキーパンチはありません。
普段の勉強量、細心の注意力、時にはインスピレーションが、私を救いも苦しめもします。
緊張感や集中力のバランスが一向につかめずに悩んだ時期もありました。それでも頭より先に手が出る危険度の高い私、なんとか機能しています。機能していると思いたいです。

2年目としての後輩指導も、春から私達の新たな役割になりました。
自分も去年はERの独特の空気に戸惑いながらも、なんとかついていこうと奮闘したのが懐かしいです。
アドバイスしながら見守りながら、いつか私達以上にERの特大戦力になってほしいな!と思います。あんまり教えるのは上手じゃないので、私がかける迷惑もいっぱいあるんだろうな…たまに投げ出したりしてごめんね…(;_;)とも。

寒さの厳しい冬には根を伸ばし、いつか大きく咲くように。金属が叩けば叩くほど強くなるように、いろんな角度から、より医者らしくなれるように。
明るく楽しく、今日もアツアツのERでした。おわり(*´꒳`*)

2017/10/31

研修医は何人がベストか?

タッキーでぇ~す😎イェーイ

さてさて、当院は今年もフルマッチで、来年も7人の新しい研修医が入ってきます😊
研修医の数は病院ごとにまちまちで、大学病院のように何十人もいて顔も名前も分からない同期がいるところや、あるいは一人しかいないところも少なくないかもしれません😬
1人だと、手技など競争が少なく、いろいろと濃密に教えてもらえるかもしれませんが、病んでしまうLR+が↑かも・・・
10人以上になると必然的にグループができて、ギスギスした雰囲気になるかも・・・
3~4人だと、相性が悪いと最悪に・・・
タッキー的には・・・7人がベストですっ🙌
今の優秀な1年目も 伸びる芽は今のうちに摘んでおかねば 最初はうまくやっていけるのか心配していましたが、半年たってみると、みんな仲良く、伸び伸びとやっています。

ところで、(実はここからが本題なのだ)当院にMALD/TOFMSという、当院には似つかわしくない 大学病院でもなかなかないようなスゴイ質量分析装置が導入されました!!!!
値段はん千万円😨
当院の院長が、清水の舞台から飛び降りる気持ちで決断したそうですが骨折したそうです。
この装置の何がすごいかというと、感染症において菌種・感受性の同定が格段にスピードアップする点です💨
感染症の治療において、ある意味革命を起こすかも(ん?ちょっと大げさか)

当院の感染症治療に興味のある方も、是非当院に見学に来てくださいm(_ _)m

2017/09/27

2017マッチング中間発表

お久しぶりです・・・タッキーでぇ~す😎 イェーイ!!

さて、さて、マッチングの中間発表が発表されましたねっ🙀
我が埼玉協同病院は、全国でランキング外 埼玉県で第12位と 意外と 健闘しました🙌
これまで当院に見学に来てくれた学生さんたちは、みんな素晴らしく、優秀な方ばかりで、タッキーとしては・・・全員採用したい!!

当院は、もちろん課題もあるけれど、研修病院としては間違いなくオススメです。
オススメポイントBest10、発表です!

#1.病院全体が研修医を育てるという意識をもって大事にしてくれる。もちろん甘やかすわけではありません。節目節目で各研修医の到達度をみて研修の仕方を軌道修正してくれる。
 
#2.White病院⁉ 当院はアメリカのようにOn、Offがハッキリしていて(一部の科を除く)、時間になれば次の先生が責任を持って引く継いでくれます。逆に、ダラダラ病院に残って仕事をしていると注意されるほどです。遅くまで病院に残っているからといって研修医が育つわけではないと思います。早く切り上げることで勉強時間が確保されます。

#3.とにかく教育熱心‼ 福井大学教授の寺澤先生(当直御法度の著者)や亀田総合病院の著名な先生方が毎年定期的に来院されて研修医を中心に指導してくれます。

その他にも多くのおすすめポイントがありますが、とにかく当院に興味を持たれた方は、是非見学に来てください😉

そろそろ 眠くなったので 勉強する時間なので、to be continued 😃

2017/08/06

うなぎの日のsidestory

あの鰻の日…
私は朝からとっても楽しみにしてました。賭けに負けて鰻重を奢らなきゃいけないことなんてどうでもいいくらい楽しみで、いつもはできない早起きができちゃったりそれはもうるんるんでした。

しかし、そんな時に限って事件は起こります。
救急対応中、懐かしの内科の指導医からの電話が鳴りました。前日内科に入院になった患者さんの件で、お叱りの電話です。

…頭が真っ白になりました。
もう電話越しに平謝りするしかないレベルの失敗をしでかしていたのです。
そこからの記憶はほとんどありません。なんとか仕事をやり終え、研修医室に戻ると同期がポツポツと帰ってきていました。そこで事の一部始終を半泣きになりつつ話すと、一人が

「じゃあその画像ちょっと復習がてら教えてよ!」

 というじゃありませんか。そこで意を決してその場にいた同期と4人でもう一度前日のX線を眺めました。理解したつもりでしたが、皆んなでみてみるとどうもちゃんと理解できていないことに気づきました。

「やっぱりわかんない!聞きに行こう!」

そんな流れで研修医4人で指導医の元を訪れました。大勢で押しかけたことに最初は驚いていたものの、とても丁寧に画像と疾患について解説していただきました。解説が終わる頃には、落ち込んでいた気持ちも疑問も晴れ、とても清々しい気持ちになっていました。

研修医に失敗はつきものだと思います。大切なのは失敗からどれだけ学べるか。
同期が一緒に画像見直そう!って言ってくれたから、一緒に指導医の先生のところに行ってくれたから、1つの失敗で自分だけで学ぶ以上のことを得られました。
幸い、失敗は大事に至りませんでしたが、だからこそ、叱ってくださった指導医の先生には感謝の気持ちしかありません。
改めて、自分がいかに幸せな環境で研修できているかを実感しました。

その日の鰻が格別美味しかったのは、言うまでもありません。