2008/08/01

希望通りの研修で満足です

 研修先を選ぶに際して、その病院の研修システムで決めようと思いました。7つの病院で実習しましたが、病院によっては、研修医はみているだけで、何もさせてもらえない。逆に、研修医にすべてを任せ、何も教えてもらえないような病院もあります。埼玉協同病院は、主治医として患者さんを担当しながら指導医の先生から教えてもらえ、研修が終わったとき、一番実力がついているだろうと思いました。
 朝、指導医の先生と一緒の回診をし、それが済むと朝カンファレンス。昼ごろから、今度はひとりで自分の患者さんを診たり、指導医の先生と一緒に措置をしたり、先生の措置を見学したりと、病棟にはりついて勉強しています。最後は、指導医の先生と1日の振り返りをします。その日の自分の診断や処置について、先生がきっちりとみてくれて、カルテはこう書き直すともっとよくなるよとか、こういう考え方もあるとか、こうしたほうがいいよとか、こういう資料をみたらとか、細かくていねいにアドバイスしてくれます。毎日、毎日です。なので、希望どおりの、満足いく研修ができていると思っています。

 今、苦労しているのは、治療計画を立てること。診断までは学生時代の実習で経験していますが、その診断に対して、どの薬を使うか、どういう検査をするかなどといった治療計画を立てるのは初めて。1から勉強なので大変です。
 指導医の先生に聞けば教えてもらえますが、それでは勉強にならないので、できるだけ自分で考えたり、調べたりしてから聞くようしていますし、自分なりの治療計画をつくってからみてもらうようにしています。大体、ダメと言われます。自分が立てた治療計画でオーケーがもらえるようになるのが、研修の終了かもしれません。

 医学部を目ざしている人たちに、ぜひ言っておきたいことがあります。それは、医学部に入るのは、医者になりたいという思いが強ければ入れるということです。
 本気で医者になりたいと思えば、勉強が苦にならなくなる。医者になるには頭がよくなければと思っている人がいるかもしれませんが、私も成績がよかったわけではなく、医者になると強く思ったから、それからは一気にがんばったし、がんばれた。医者になるという思いの強さだけで、医学部に入れたと思っています。皆さんも強い思いでがんばってください。<D.E>