2009/06/17

「トトロのふるさと」6月号「I’Mレジデント」より

1年目研修医 S.O.MDr 埼玉県出身 金沢大学卒業

◆医学部へ進んだのは、“難関”だったから
 研修を始めてほんの2カ月ですが、毎日充実しています。時間はとられるけれど、今まで勉強したことを生かせていること、自分で判断をして仕事を進めていくという初めての経験を楽しんでいます。
 医学部をめざしたのは、高校の進路指導のとき。医学部に入るのはとても難しいと知って、「挑戦しがいがある!」と思ったから。医師になりたいというより、「難関の医学部に入ってやる!」という気持ちでした。だから、医師になろうと思ったのも大学5、6年生のときでした。
 金沢大学の医学部は、1〜2年は座学、3〜4年は臨床実験などで、病院での実習は5年生以降となります。付属病院での実習が始まり患者さんと接していくなかで、医師という仕事をやってみたいという気持ちが強くなってきました。
◆実力をつけられる研修先を選びました
 
研修先を選ぶにあたっては、まずは実力をつけたい、それには数多く経験するほうがいいだろうと考えました。それには、ある程度大きな市中病院をということで、埼玉協同病院を選びました。それに、大学病院は大学の実習で知っているので、経験したことない市中病院で学びたいという思いがありました。研修のシステムとしても、埼玉協同病院は今の臨床研修制度が行われる前から医師養成を行なっていて、研修医にどれだけのペースで、どれだけのことをさせればいいかがわかっています。実際、研修医になってみて、過剰な負担でなく、ゆるくもなく、ちょうどよい忙しさ・負担だと思います。また、新しいことでも受け入れていく風土があり、固められた枠の中で働くのとは大きな違いです。
 ほかの部門について学べることも、ここのよいところです。他部門の見学などがあり、特に看護部門に関しては、3週間近い実習もあります。病院の中で仕事を回していくうえで、他部門のスタッフの状況や立場を考えて仕事をしていくことができるということです。それから、なんといっても職員の方が親切でフレンドリーというのも、選んだ大きな理由になっています。
◆受験生のみなさんへ :受験勉強のキーポイントは何より復習
 高校時代は、尊敬できる担任の先生に恵まれ、よく勉強しました。受験勉強は、復習が大事です。自分の経験でも、復習をきちんとしたときはよい成績がとれていました。
 それから、あれこれ手を出すより、1つの参考書、予備校などを信じてやったほうがいいですね。たとえ、あまりよくない参考書でも、それを完璧にこなすほうが、何冊も手を出し、どれも満足に読みこなせないより、よい結果になるはずです。
 相手のことを気にかけられる人は、医療系に向いていると思います。がんばってください。

※「トトロのふるさと」は、医学生・高校生向けに、年6回発行している埼玉民医連・医療生協さいたまの機関紙です。
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