2010/09/28

『内科も診られる精神科医を目指しています!』

1年目研修医のO(男)です。

 研修は、やっぱり大変です。まだ仕事を覚えられていないので、簡単なことをするにも時間がかかるし、指導医の先生に1回言われたことも、そのときメモしたのに、次のときにできない。1度教わったことは、できるようにしたいのですが、それがなかなか難しい。
 もう研修に入り3カ月たっているので、すべて手とり足とり教わるという段階ではなくなっています。いえばわかるだろうと思われることは、指示だけされます。例えば、「ラシックス(利尿剤)を入れておいて」と指示されます。そのときは「はい」と答えていますが、オーダーを出す段階になって、「何mgだろう?」という疑問が出てくる。あらためて聞こうと思っても、先生が忙しくされていると質問できず、誰か教えてくれそうな先生はいないか探してしまいます。そんなとき、2年目の研修医がいると、とても助かります。先輩ですが同じ研修医なので、ちょっとした質問を気軽にすることができます。

 これまで担当した患者さんの中で一番印象深いのは、転院後すぐに亡くなられた患者さんです。末期の食道がんで入院されたのですが、1カ月ぐらいしてから、埼玉協同病院は急性期病院なので転院されました。転院したときは経過報告が来ますが、最初は「このまま治療を継続します」だったのに、2度目は「永眠されました」でした。
僕が診ているときは話もできたし、食事もできるときはしていて、「先生、サンドイッチ買ってきてよ。先生の分も買ってきていいから」なんていうくらい元気だったのに。そんなこといってくれるくらい、信頼関係ができはじめたころに転院となり、1週間もしないうちに亡くなってしまって……。
 よくなって退院された患者さんもいます。原因不明の関節痛で歩けないくらい、発熱もあり入院された方で、全身検査をしていくうちにベーチェット病とわかり、治療を始めたら2〜3日で痛みがとれ、劇的によくなりました。患者さんは本当にうれしかったようで、僕を頼りにしてくれて、入院中もよく話をしましたし、退院後も外来で受診したときは、病棟まで会いに来てくれました。



 将来的には、精神科医をめざしていますが、内科も診られるように、埼玉協同病院を選びました。
内科は医師の基本だと思いますし、それに飛行機の中で「お医者さんいませんか?」といわれたとき、手を挙げられなかったら、ちょっと恥ずかしいでしょ。
 ということで、最初の5〜6年は内科を、中規模の市中病院で実践的にできるようになりたいと思いました。大学のある札幌と埼玉で2カ所ずつと、東京1カ所の5つの病院を見ました。その中で、研修医は忙しそうだけれど楽しそうにやっていたこと、実力も一番あるように感じたことで、埼玉協同病院で研修することにしました。

 大学時代は、バイト、部活のソフトテニス、北海道にきて始めた趣味のスキーに没頭していて、6年生の正月まで、ほとんど勉強はしていませんでした。なので、医師国家試験が近づいたときは、焦りました。今でも覚えていますが、1月10日に先輩に、何を最優先したらいいか電話で聞きまくりました。それからは、1日15時間以上勉強しましたね。
 家庭教師をした経験から、医学部に限らず、目標意識が強い人は合格するといえます。例えば、何で医者になりたいのか、大学に入って何がしたいかはっきりとしている人です。いい大学に入りたいなぐらいの意識の弱い人は落ちていますね。意志が弱いと、やはり遊んでしまうからでしょう。だから、医者になってもてたい!でもいい、強く意識を持つ、将来像をはっきりと持つことが大事です。
 

 大学時代は、将来像をしっかり持ちつつ、最大限したいことをしたらいいと思います。医師になったら、学生時代のように自由に使える時間はなくなってしまいます。今のうちに、思う存分大学生活を楽しんでください!
 
  ~トトロのふるさと10月号から~

2010/09/02

内科の力をしっかりつけたいあなた!お待ちしてます!


2011年度 初期研修医を募集しています!
◆採用試験日程
9月18日(土)
10月9日(土)


詳細はホームページへ

http://www.mcp-saitama.or.jp/recruit/doctor/clinician.php#recruit